６／２晴れ。今日は千葉県の中学校の学生さんのガイドツアーに同行させてもらい、尾瀬に行ってきました。
　 右の写真は私の足なのですが、長靴に簡易アイゼンを付けていきました。この簡易アイゼンのおかげで沼山峠を滑って転ぶことなく、無事越えることが出来ました。
　 木道も所々出てきてはいますが、９０％以上は雪の上を歩きました。また、下から雪が溶けているので、踏み抜いてしまうところもあり、ガイドさんが「ここは踏み抜けるから危ないよ」などと歩く場所を誘導してくれました。日当たりがよくてまだ残雪のあるところでは、雪がざけていてとても歩きづらかったです。まるで雪山登山の様でした。
　 そんな大変な思いをして沼山峠を越え、目の前に大江湿原の広がりが見えたときには何ともいえないくらい感動的でした。学生さんたちからも、「うわ〜」「すげ〜」と、歓声が上がりました。
　大江湿原では 水芭蕉が満開で、リュウキンカもみられ、吹き抜ける風が心地良かったです。いろいろな花の芽吹きも見られ、これから尾瀬の花が咲き乱れる季節が楽しみですね。
　 ビジターセンターから三平下までも、まだかなりの残雪がありました。途中、逆さ燧ヶ岳が見られました。
　

＜おすすめの植物図鑑＞

尾瀬の代表的な植物３００種が、花の色や、季節、場所により検索できるようになっています。（もちろん科別索引や、五十音索引も付いています。）写真も大きくてとってもキレイに撮られています。大きさも手頃でちょっと大きめのポケットならすっぽり入るので、「なんだろう、調べてみよう」と思い立ったときにすぐ出せて便利。これ一冊で尾瀬をより楽しめますよ。ちなみに当社のガイドや、レクチャーでも販売いたしておりますのでご利用下さい。（カバーの裏に尾瀬の全域MAP付き）

尾瀬　植物手帳
著者：猪俣貴史　 出版社：JTBパブリッシング　
税込価格：1,365円 　 サイズ：単行本 ／ １７５ｐ

＜沼山峠〜大江湿原手前＞
　残雪がありますので注意が必要です。オオカメノキの芽吹きが見られました。
　
＜大江湿原＞
ミズバショウ、リュウキンカ、ワタスゲ、ニッコウキズゲ（芽吹き）ギョウジャニンニク(芽吹き）、レンゲツツジ（芽吹き）ヤマドリゼンマイ（芽吹き）イワカガミ（芽吹き）