６／５晴れ。今日も天気は良く、さわやかな風が尾瀬を吹き抜けていました。
　上の写真は長蔵小屋のところの山水です。と〜っても冷たくて、甘い感じがしました。沼山峠を越え、大江湿原を歩いてきた私の乾いたのどを潤してくれました。山水なのでもちろん消毒はされていません。飲み慣れていない人が沢山飲むとおなかがゴロゴロするかもしれませんので・・・。注意してくださいね！
ビジターセンター付近ではシラネアオイや、トガクシショウマも見つけましたよ！大江湿原では、タテヤマリンドウ、ニッコウキスゲ、ニリンソウの芽吹き、ヒメシャクナゲのつぼみ、ヤチヤナギ、ワタスゲ、ミズバショウ、リュウキンカの花が見られます。
　 日に日に各峠の雪は溶けていますが、まだまだ残雪はあります。下の写真にもありますが、“なわ”等の滑り止めがあると良いですね。私たちガイドが滑りやすいところや、踏み抜けそうな雪のところは注意を呼びかけていますが、それでも雪の上や、雪解けでぬれた木道の上は滑りやすく、転んでしまうお客様が多数おられます。
　

＜おすすめの植物図鑑＞

尾瀬の代表的な植物３００種が、花の色や、季節、場所により検索できるようになっています。（もちろん科別索引や、五十音索引も付いています。）写真も大きくてとってもキレイに撮られています。大きさも手頃でちょっと大きめのポケットならすっぽり入るので、「なんだろう、調べてみよう」と思い立ったときにすぐ出せて便利。これ一冊で尾瀬をより楽しめますよ。ちなみに当社のガイドや、レクチャーでも販売いたしておりますのでご利用下さい。（カバーの裏に尾瀬の全域MAP付き）

尾瀬　植物手帳
著者：猪俣貴史　 出版社：JTBパブリッシング　
税込価格：1,365円 　 サイズ：単行本 ／ １７５ｐ

＜沼山峠〜大江湿原手前＞
　残雪がありますので注意が必要です。オオカメノキはつぼみになりました。イワナシが咲いているのを見つけました。ミヤマスミレ、ナナカマド、ウスバサイレンは芽吹いてきました。
　
＜大江湿原＞
ミズバショウ、リュウキンカ、ワタスゲ、ヤチヤナギは咲いています。、ニッコウキズゲ、ギョウジャニンニク、レンゲツツジ、ヤマドリゼンマイ、イワカガミ、ショウジョウバカマ、タテヤマリンドウ、ニリンソウは芽吹いてきました。ヒメシャクナゲはつぼみ。