今日は北海道からいらっしゃったお客様を担当しました。さすが北海道の方だけあって、雪の上を歩くのはびっくりするくらい自然でした。また、貸し出したストックを使うことで更に歩きやすくなったようです。
　 天候も一時は曇りがちになったものの雨が降るには至らず、尾瀬散策を楽しんでいただけたようです。
　 雪の状態ですが、かなりのペースで溶けてきてはいます。あと１〜２週間で雪の沼山峠も見納めになることと思います。でも、まだまだ油断は禁物ですので、雪の上を歩く際には十分注意してくださいね。
　 そうそう、大江湿原でタテヤマリンドウが咲いているのを見つけましたよ！！1輪だけですが・・・。タテヤマリンドウは、1年草で日中花が開き、日が陰ると閉じてしまいます。これから沢山の花や植物に出会えるのが楽しみですね。
　
　

＜おすすめの植物図鑑＞

尾瀬の代表的な植物３００種が、花の色や、季節、場所により検索できるようになっています。（もちろん科別索引や、五十音索引も付いています。）写真も大きくてとってもキレイに撮られています。大きさも手頃でちょっと大きめのポケットならすっぽり入るので、「なんだろう、調べてみよう」と思い立ったときにすぐ出せて便利。これ一冊で尾瀬をより楽しめますよ。ちなみに当社のガイドや、レクチャーでも販売いたしておりますのでご利用下さい。（カバーの裏に尾瀬の全域MAP付き）

尾瀬　植物手帳
著者：猪俣貴史　 出版社：JTBパブリッシング　
税込価格：1,365円 　 サイズ：単行本 ／ １７５ｐ

＜沼山峠〜大江湿原手前＞
　残雪がありますので注意が必要です。オオカメノキはつぼみになりました。イワナシが咲いているのを見つけました。ミヤマスミレ、ナナカマド、ウスバサイレンは芽吹いてきました。タムシバが咲いていました。
　
＜大江湿原＞
ミズバショウ、リュウキンカ、ワタスゲ、ヤチヤナギは咲いています。、ニッコウキズゲ、ギョウジャニンニク、レンゲツツジ、ヤマドリゼンマイ、イワカガミ、ショウジョウバカマ、タテヤマリンドウ、ニリンソウは芽吹いてきました。ヒメシャクナゲはつぼみ。