日々、お客様をご案内していると、色々なコトが起こります。
その中でも特によくあること、そして愉快な話をご紹介します。皆さんも参考にしてみて下さい。 |
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尾瀬は四方を山々に囲まれています。 |
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雑誌やパンフレットの写真などから、尾瀬は平坦な場所だと思われる方が多いのですが、それは大間違いです。尾瀬沼・尾瀬ヶ原どちらに行くとしても、必ず峠を越えなければいけません。尾瀬の山々が周囲を囲って守っているからこそ、尾瀬の湿原は保たれているのです。たまにサンダルやハイヒールで来る方がいますが、尾瀬に入るには必ず山道を通るので、おすすめできません。 |
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木道で転ぶ方が非常に多いです。 |
木道といえども、段差や傾斜、穴などがあります。まわりの風景に目をとられ、足下がおろそかになると危険です。写真などは必ず立ち止まってから撮りましょう。また雨の日は特に滑りやすくなっているので、ちょっとした傾斜でも注意して歩きましょう。怪我をしてしまうと、最悪の場合病院までヘリコプターで運ばれ、後日多額の請求書まで運ばれてくることになってしまいます。 |
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尾瀬と、他の山々との違いは... |
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尾瀬ヶ原と尾瀬沼を取り囲む盆地状の地域は、日光国立公園特別保護地区、特別天然記念物の区域が重なっています。が、平気で花を採ったり湿原に入ったりする方が絶えません。「誰も見ていないから」とか「自分だけならいいだろう」などという考え方は捨てて下さい。皆がそう思ってやってしまったら、近い将来「尾瀬」という美しい場所はなくなってしまうかもしれません。 |
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季節が変われば、尾瀬の顔も変わります。 |
尾瀬といえば、春の水芭蕉、夏のニッコウキスゲ、秋の草紅葉が代表的ですが、尾瀬には年間を通じて約700種もの花が咲くといわれています。高山植物は一般的に小さなものが多いですから、足下に咲くけなげな愛らしい花をたくさん見つけてあげて下さいね。 |